弟の入院を通して、姉と弟の絆の強さを感じた貴重なエピソード

つらい入院生活に耐えた弟と、それを支えた姉に輝くものを感じました

私は社会人になっている娘と小学6年生の息子をもつ母親です。

昨年は、のりこえなくてはならない事が何度かあり、

その時感じた姉、弟の姿を見る事が出来たことに感慨深いものがありました。

 

昨年下の息子の小腸に異物、石があることが発覚し、夏休みに手術をしました。

一度の手術のはずが、腹膜炎を引き起こし、二度の手術。

 

痛みや嘔吐におそわれる日々、そんな息子の姿をみるのも辛かったですが、

その辛さに耐えながら、痛みのある診察にやめろ!

と普段のんびりしている息子からは聞いた事もない言葉、

叫びを聞いたあと、それを見ていた娘の顔が

見ていられない辛い顔をしていたのでしょう。

息子が姉の顔を見て、歯を食いしばりました。

 

暴れていた体、痛いからもう辞めてという発言をピタリとやめ、

姉の顔を見て大丈夫。

とでも言うかのように耐えた光景は今でも鮮明に残っています。

 

1週間以上の飲まず食わずだけでなく、

痛みと嘔吐に襲われる息子の看病は、昼夜問わずで

私一人だったら出来ていたかどうか。

 

だんだんと姉を抜かすほどに成長していた息子に、

チューブや管が入っている状態で嘔吐時体を横にむけて

背中をさすってやるというのも常に一人では、出来なかったかもしれません。

 

寝不足だった私たちは息子の様子をみながら仮眠はしていたのですが、

嗚咽がすると私よりも早く飛び起き、

看病する姉の姿や姉を慕う姉に頼る息子の姿、

弟を思いやる行動や、しんどくても寝ていいよ。大丈夫。

 

寝てないやろ?と、姉の体を気遣う言葉は息子の姿をみる辛さと、

何ともいえない気持ちでいっぱいでした。

 

退院、息子は家に入るなり、誰に言うわけでもなく、

ただいま。と一人つぶやいていました。

 

仕事で遅くなった姉を待つ事が出来ず、寝てしまった私と息子でしたが、

ふと目が覚めた時、姉が枕元で弟の頭を撫でながら、

「おかえり、がんばったね。」

と声をかけている姿を私は寝たふりをしたままその光景を見ていました。

 

次の日目が覚めるとテーブルの上に一枚の姉から弟への手紙が置いてありました。

その時息子はその手紙を読みかけて、手紙を持ってそっと自分の部屋へ。

 

後でこっそりその手紙を読むと誰よりも強い、

自慢の弟だといった文面の手紙に涙が溢れてきました。

 

普段寄り添い合う姉弟の姿とは程遠い子供たちですが、

この子たちは大丈夫!寄り添い合ってくれると実感できました。

 

こんなことでそれを感じたくはなかったですが、

もっと良い事で感じられれば良かったのですが、それでもこんな姿、

光景を見せてくれた子供達は私にとってかけがえのない、

なくてはならない、私の宝物です。

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