警察官志望の息子の幼少のころのエピソード

探究心と観察力が強い息子が、大学生になって目指している進路とは?

私の長男の話です。

現在大学1年生の私の長男は、小学1年生になったころから

ミニカーのトミカで遊ぶようになりました。

 

こうなる伏線は、幼稚園の入園前から感じていました。

ベビーカーに乗っていても下を覗き込むように身を乗り出すようになり、

ベビーカーのタイヤの動きばかり見ていました。

 

歩けるようになった頃、ベビーカーを乗ることなく

自分で押しタイヤをずっと眺めていました。

 

そんな長男が小学生になりお小遣いでトミカを買い、

探究心に火が付き始めました。

まずはタイヤから入り、開閉するドア、ミラー、

フロントボディーとずっと眺めるようになり

1台研究が終れば、次の一台を同じように研究をしていました。

 

研究といっても好きな車種があるわけでもなく、

大好きなメーカーがあるわけでもありませんでした。

そのためそれまでの研究成果をノートに書きとめたりすることもせず

今思えば、本人がただ楽しんでいるだけに見えました。

 

小学校2年生の頃です。家族で買い物に出かけていた時、

偶然車と自転車の接触事故を目の当たりにし、

車の運転手が自転車の人を救助することなく

そのまま走り去ったひき逃げを見ました。

 

幸いにも自転車の人は、少し手をすりむいた程度の怪我でしたが、

一瞬の出来事だったので、私も妻も自転車の人に気がとられて、

救急車を呼ぶ対応で精一杯でした。

 

駆けつけた救急隊に事故の内容を説明した際、

私たち夫婦は車の特徴を覚えていませんでした。

その後警察が到着し、自転車の人も私たち夫婦も、

加害車両の色すら覚えておらず、警察も困惑されていました。

自転車との接触程度も軽く加害車両にどの程度傷がついているか分からないため、

特定が難しいとのことでした。

 

そのときです。

それまで黙っていた長男が口を開き、

「ぶつかった車は、白の(車種名)で、学校の横にあるお店の車」

と言い出したのです。

 

聞いてみると、通学路にあるその店の前を通るとき見ているので、

わかるようで、私は良く聞く車種ならわかりますが、

レアな車種だったので、その名前を聞いてもピンときませんでした。

警察官も半信半疑で、とりあえず見てみようという程度の反応でした。

 

結局、長男の言った通り加害車両は、ビンゴだったです。

事故のほうは、自転車の方が被害届を取り下げたため、

無事故の扱いとなりました。

 

現在大学1年生の長男はこれをきっかけに警察官への道を志しています。

今でも警察24時のような番組をみては、

モザイクのかかった事故車両や闘争車両をズバズバ当てていきます。

 

さらに現場に落ちた車両の遺留品のパーツを見ても車種を特定しています。

幼い頃のトミカが、きっかけとなり人生を歩んでいることに

不思議な気持ちで見守っています。

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