早稲田大学に通う息子、受験勉強は短期集中型でした。

遊びに熱心だった息子ですが、

現在は早稲田大学教育学部に通っています。

 

第1志望ではなく大満足の結果とはいかなかったのですが、

今では楽しく充実した日々を送っています。

 

教育学部というと「将来、先生になるの?」

と聞かれる事が多いのですが、息子は教職員志望ではないので、

経済や経営や法律など興味のあることを、幅広く学んでいます。

 

実際、大学入学後の課題やテストに取り組む姿勢を見ていて、

今までで一番勉強しているように思います。

 

専門的な言葉の並ぶ、分厚いテキスト。

パソコンで作るプレゼンの資料も、なかなかの出来栄えです。

 

本当に勉強しない子だったので、

そもそもプレゼンできる事さえ驚きです。

 

成長は嬉しいですが、

母親としてはちょっぴり寂しくもあり、複雑な気持ちです。。。

 

夜中のゲームと朝寝坊は相変わらず続いてますし、

楽しい事が大好きで、遊びは全力!ですので、

親としては「もっと欲を出せばいいのに」

などと残念に思うことも度々ありますが、

この感情も以前より徐々に薄れ、

「これがこの子」と諦めて?あまり気にならなくなってきています。

 

その子のペース、、本当に人それぞれだと思います。

偉そうなことや専門的なことは何も言えませんが、

子供は生まれた時から、遺伝だけではない、

個性、生まれつきの性格ってありませんか?

そういう点では、息子は割と扱いやすい子だったと、

下の子が生まれてからわかりました笑。

 

決しておとなしい子ではなかったですし、

頑固な部分もありますが、割と平和的解決を望む傾向が多く、

深く考えずにさっと謝り、すっと受け入れるところがありました。

 

生まれつき親譲りの怠け者なので、

そうする事が一番早くお説教から解放されて、

好きな事ができると気づいたのかもしれません。

 

息子に関しては特別な躾をしたというより、

親として正解が何なのかわからないまま、

自分も一緒に育ててもらうような子育てでした。

 

間違いもたくさんあったと思うし、

大人の都合で随分振り回したと反省することも多いです。

 

悩みも、苦労もそれなりにありましたが、

振り返ってみると、息子も私も楽しくやってきた気がします。

 

まだまだ未熟であまちゃんですが、

私が息子にしてきた事は、ちゃんと伝わっているな

と感じることも最近、増えてきました。

 

その時々、子育てに悩みはありますが、

今になって感じることは、

すごく悩んだその瞬間も決してゴールでなく全てでなく、

途中経過にすぎないって事です。子育てはずっと続くし、

先がどうなるか全くわからない。

 

だからこそ、前もってきちんと準備するやり方もあると思います。

それが我が家はできませんでしたので、

その度にこの世の終わりみたいに大騒ぎしたことも。

 

でも、完璧な準備ができない分、せめて全力で悩んで、

失敗も受け入れていこうと思ったものです。

 

我が家は、幼い頃から高い目標を意識して取り組み、

環境づくりに親も努力した、などという感じではないので

息子も私もお互い苦しまない緩めの受験となり、

周りにも「楽しそうね、余裕ね」と言われましたが、

正直言って余裕ではなかったです。現実逃避でした(笑)

 

息子は長男で、下の子が生まれるまで一人っ子状態でした。

穏やかでしたが、はじめての子で親もそれなりに手をかけ、

くっついていましたし、5年ほど母親を独占できていたので、

本人も満たされていたのかもしれません。

 

主人は出張が多かったのですが、実家が近かったため、

慣れない子育てをするには心強かったです。

 

大学合格にスポットを当てて、子育てを思い出すと、

一つ、威張れるものがあります。お腹の中にいる時から、

とにかく沢山を話をしました。

 

おままごとやミニカーや電車でごっこ遊びをするのも、

テレビを見るのも、お風呂やご飯の時間も、

寝る前も、息子と二人の事が多かったので、

ちゃんと正しく話すというより、

とにかく楽しく会話を続けだといった感じです。

 

夜は時間があったので、必ず本を読みました。

私は、元々恥ずかしがり屋で音読が苦手でしたが、

母となり怖いものはなくなったのか、

随分ノリノリで色んな役になりきって本を読みました。

 

息子も楽しそうに聞いていましたが、

子供の記憶力はすごいですから、

何度も読むうちにセリフを覚えてしまいました。声のトーンまで。

 

ある時、絵本のひらがなの一つ一つに

それぞれ音があることに気づいたようで、

指で文字を追いながら暗記したセリフを言い始め、

それぞれの音と形を覚えました。

 

たまたまタイミングがよかったのでしょう。

一気に看板やテレビの文字に興味が出て、

しばらくすると絵本を読み始めました。

宇宙人みたいな読み方でしたが。

 

その頃から中学ぐらいまでは本を沢山読みました。

名作を読んで欲しい気持ちはありましたが、

本は自分で選ばせました。冒険物が多かったです。

 

息子が言うには、本を読んでくれたこと、

与えてくれた事は「マジ感謝」だそうで、本を見て漢字も覚えたし、

その後の受験で、国語の長文は全く苦でなかったと。

 

ちなみに漢字はアニメにもなっているカードゲームから覚えたそうです。

歴史に強いのは、戦国カードゲームのおかげとのこと。

 

恥ずかしいですが、楽しく!が、本人のモットーとか。

早くから文字や計算のドリルをしている子もいましたが

我が家は第一子ということもあり、

情報も少なくのんびりしていたので、

あまり先を意識せず本当に子供らしくすごしました。

 

激しいスポーツやテレビゲームなどは

あまり小さいうちからさせませんでした。

 

私が付き合うのが楽な迷路やパズルや

ブロックなどをさせると楽しんでいました。

 

大げさに褒めていたのでその気になったようですが、

これがのちに数学、図形問題に役立ったとのこと。

 

週末のお出かけは、博物館などにも連れて言ってみましたが

母子ともにあまり興味がない。

今も理科は好きではないと思います。

 

せっかくなら楽しい方がいいので、

公園や夢のある場所、

好きなキャラクターのいるところへ行く事が多かったです。

 

一緒にボールルームや遊園地ではしゃぐ方が親も楽しいですから。

子育ての中で、勉強より気持ちを育てることに意識してきました。

 

挨拶や祖父母を大切にすること、

人を思いやる事を学んで欲しいと思っていました。

 

ただ、それが強すぎて、

少し我慢させた事もあったかもしれません。

もう少しわがままを言ってもよかったのかなと今は思います。

 

本人の希望で小学校5年の時、

初めて通信教育の教材をやりましたが、

一つだけルールを決めて

「ワークをやってから遊ぶ」ことにすると、

遊びのためだけにさっさと終わらせていました。

 

この教材は提出するとポイントが貯まり、

景品と交換できたので、

好きなゲーム機をゲットしたりして楽しくできたと思います。

レベルよりすこし難しいくらいがちょうど良かったです。

 

祖父母にも可愛がられ、物怖じせず堂々としていましたが、

中学時代は色々悩みも出てくる頃。反抗期もありました。

 

ありがちな門限や、お小遣い、携帯問題など、

私と衝突も増えました。時には激しいバトルになりつつも、

お互い話ができた事は救われました。

 

全く話さなくなる男子も多いようです。

うるさいな!が、うるせえな!に。

最後はうざいってセリフに変わり、

悲しくなったりしますが、負けずに戦うためにも、

小さい頃の楽しい思い出はお互い沢山あった方がいいです。

 

それからもう一つ、この時期に大事だと感じた事はスポーツ。

部活はオススメです。

 

息子はテニスに夢中になりすぎて、高校受験がピンチでしたが、

ここまで夢中になれた事は初めてて、

素敵な仲間や思い出ができ、

勝つ喜びや負ける悔しさを味わい感情を外でも少し素直に出せて、

本当に学ぶことが多かったと思います。

 

勉強だけという子ももちろんいますが、

息子は部活や行事を楽しんだ事で、

不安定な時期もうまくバランスを取れたように思います。

 

高校では、勉強だけやる子と楽しむ子、

はっきり分かれていました。なかなか文武両道は難しい。

 

息子も初めて挫折を味わい、勉強もテニスもうまくいかず、

いっとき口数も減りましたが、

自分で感情をコントロールし、我慢を覚え、解決しよう、

受け入れようとしているのが感じとれました。

 

勉強に関しては酷いものでしたが、

なるべく本人のしたいようにさせました。

 

息子の人生なのであとで悔いの残らぬようにと意識しました。

受験直前は、相変わらず私と楽しくおしゃべりし、

テレビもスマホもやめませんでした。

 

イライラしましたし、不安でした。

ある晩、不機嫌な私に、息子が、言いました。

 

今でもよく覚えています。

「自分は勉強は嫌いだからガリ勉は無理。

申し訳ないけど無理して上を目指す欲もない。

 

楽しくないと頑張れないから。

でも必要なことはわかった。

 

好きにさせてくれた親に感謝している。

自分はカッコ悪いのは嫌だから最低限やる。待っとけ」と。

[まっとけ?]と思いましたが、黙ってました。

 

本当に学習時間は短かったですが、集中していたと思います。

進路についても相談に乗り、情報は与えましたが、

決定は息子の意思を尊重しました。

 

これで受かればカッコよかったのですが、

残念ながら一年遅れです。。。

 

本当にひとそれぞれ、個性があり、

その子のペースがあると思います。

 

本人がスイッチを入れた時、

それがタイミングだとつくづく思いました。

 

周りが無理にやらせるより、

ぐっと入っていかのを感じました。

親は不安だらけです。

 

でも信じて待つのができる事なのかもしれないと。

そのかわり、内心ヘロヘロでしたが、きちんと日常をこなし、

必要とされた時に動けるようスタンバイして、

必要な情報だけはしっかり管理して伝えました。

 

大事なお仕事は健康管理かな。

こんな受験でした。

 

大学受験より、その後の方が勉強している点も

あの子らしいと思っています。

まだしばらく見守ります。

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