子どもの意志を尊重するという選択肢

子供がモチベーションを維持できていたのはなぜか?

現在大学1年生の女の子です。

中学二年生の冬頃から下半身が痛くて座っていられなくなり、

病院を何軒もはしごしました。

痛い時とそうでない時の差があり

中2病で単なる気持ちの問題と診断された事もありました。

 

それでも娘を信じて病院を回った結果

ちゃんとした病名が判明しました。

 

そして中3の夏休みに手術が決まりました。

夏休み前には部活道の最後の大会があります。

3年間頑張ってきたのだから最後は絶対出場したいという

本人の強い希望でもし何かあれば

途中でリタイアするとの医師との約束のもと出場することができ、

限界を超えまだ頑張ろうとする姿勢に

周りも一丸となって応援してくれて

最後の大会を入賞で飾り無事引退する事が出来ました。

そして手術も滞りなく終わったのですが

退院して自分で歩けるようになるまでに3か月かかり

その間に受験勉強が遅れてしまいました。

 

中2までは普通に上位を狙える成績だったため

本人の焦りは相当なもので

毎日寝る間を惜しんで勉強していました。

 

親としては身体の方が心配だったのですが、

後で後悔しないためには今が頑張り時だと思い

あえて何も言わずにいました。

中3も二学期中頃になると

周りも本気で受験勉強に打ち込むようになるので

一度遅れてしまうとなかなか取り戻す事が出来ず

悔しくて泣き崩れてしまう事も多々ありました。

 

そんな時には娘の泣き言を

ただただ聞いて娘のストレスを発散させました。

 

高校進学を決める時は学校の先生も主人や義父母も

1ランク落として確実にいける公立の高校を進めてきました。

 

しかし娘はランクを落として行きたくない高校に行くぐらいなら

一か八か自分の行きたい高校を目指したい、

それで駄目なら私立の高校へ行くと言います。

周りの全ての人が反対でした。

正直私も学費の事が頭をよぎりました。

 

でも私は娘がどれだけ頑張ってきたのかわかっていたし、

部活の最後の大会の時もそうでしたが

本人が望んでいるのに周りの人間が反対して

この先ずっと後悔して欲しくありませんでした。

 

もちろんお金の問題もありますが、

それよりも子供の将来の方が大事なので

あえて本人の希望通りにしました。

 

やはり希望の高校には行けず私立に通う事になり

主人や義父母にはかなり嫌味を言われましたが、

娘は吹っ切れた私立の高校に楽しく通学していました。

 

そしてその高校で自分の進路をしっかりと決め

希望の大学に入る事が出来ました。

 

娘は基本ネガティヴ思考でかなりの心配症です。

だから壁にぶつかると壁を乗り越えようとする前に

無理だと諦めてしまっていました。

 

その性格を変えて欲しくて本人がやりたいという事に対しては

余程の事がない限り反対しないようにしてきたつもりです。

 

そしてやりたいと一度決めた事は途中で何度諦めようとしてきても

最初はこういう気持ちだったんでしょ、

どうしてもやりたかったんでしょ、

今やめたら後悔しない?

と何度でも話をしました。

 

決めた事は最後までやれと頭ごなしに言うのは簡単ですが

自分自身で納得して持続させるのは大変だったと思います。

 

今大学生になり、自分の夢に向かって勉強に励んでいる娘は

とても活き活きとしています。

そして今でもあの時ランクを落として

公立の高校に入っていたら

きっと将来の夢がまだ決まっていなかったと思うし

自分が無理言ってるのはわかってたけど

先生をはじめみんなが反対してたのに

お母さんがいつも味方になって寄り添ってくれた事で

自分も頑張れたと言ってくれます。

 

その時は私も必死でしたが、

小さい時は自分の意見も言わず

周りに流されて気弱だった娘が

今ではとてもしっかりと成長してくれていて

私の子育ては間違ってなかったんだと思いました。

 

そしてどんな時でも親である自分だけは

子供の事をちゃんと信じてあげれば

子供もしっかりとそれに答えてくれるのだと思います。

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