発達障害のある息子は児童発達支援センターで救われました。

私には子供が3人います。

上から高校生の娘、

間が空いて認定こども園に通う年長組の息子、

その下が児童発達支援センターに通う年少組の息子です。

20代の初めに娘を授かり、

その頃は無我夢中で子育てしていたので、

気付いたら大きくなっていた、

というのが率直な感想です。

 

娘は特別手がかかるようなこともなかったのですが、

初めての子育てで慣れない毎日に四苦八苦でした。

 

その後、何度か流産を繰り返し、

ようやく授かった息子は

予定日より1か月も早く生まれてしまい、

NICUのお世話になりました。

しかし、いたって元気いっぱいで、

特に大きな心配事もなくスクスクと育ってくれ、

小学校入学を待ち望んでいます。

 

一番下の息子もやはり1か月早く生まれてしまって

NICUのお世話になりましたが、

この子も順調に育ってくれています。

 

しかし、この子が3才になったころ、

当時通園していた認定こども園の保育士さんから

「協調性がない」

「言葉も遅いし、言われたことの理解もできていない」

と言われました。

確かに言葉が出るのは遅く、

いわゆる「宇宙語」だったのですが、

こちらの言っていることはちゃんと

理解できていると認識していたので、

予想外の言葉でした。

 

園と私たち夫婦とでかなり話し合いを行いましたが、

どうしても折り合いが付けることができず、

年少組に入る前の年度末に退園することに。

 

その後、市の保健士さんと何度か面談を行い、

紹介していただいたのが、

現在通っている児童発達支援センターです。

 

こちらは、母子通園部と単独通園部に分かれていて、

まずは母子通園部からスタートするのが決まりでした。

 

親子そろって不安を抱えて入園し、

現在は半年が過ぎたところです。

 

この児童発達支援センターでは、

「療育」というものをしっかりとプログラムを組んで行ってくれています。

しかし、3人の子育てをしている私にとって

その内容は家庭での子育ての延長線のように思えました。

 

身の回りのことを自分でできるように補助訓練したり、

絵本の読み聞かせ、

園庭での遊びなど、

あまり目立って特別なことをしているという印象はなかったのです。

 

しかし、認定こども園に通っていたころの息子は、

毎朝登園したくなくて大泣きだったのにも関わらず、

「今日は先生のところだよ」と伝えると、

嬉しそうに「いく!」と毎朝答えてくれるようになったのが、

一番最初の変化です。

母子通園なので、

園での息子の顔を見れるわけですが、

明らかに笑顔が増えたように感じました。

 

この変化の理由は何か?と考えてみたところ、

園の先生たちの子どもに対する接し方が真っ直ぐだから、

と思ったのです。

 

立ったままでは話をせず、

必ず膝をついて目線を合わせているし、

なかなか言葉が出なくても、

子どもが伝え終わるまで何分も時間をかけて待って聞いてくれる。

 

集団生活の中でダメなこと、

悪いことに関しては、

本人がそれを理解するまで抱っこしながらゆっくりと話をする。

 

けっして声を荒らげることも、

急かすこともしていないのです。

 

入園したころの「宇宙語」はたった半年で消え去り、

今では「ちょっと静かにしてて〜」と思うほど、

しっかりとした言葉でお話をしてくれます。

 

もちろん、言い間違えやはっきり発音できない言葉もありますが、

他人が聞いても理解できるほどきちんと発音できています。

 

こちらの言っていることもちゃんと理解していますし、

求めた行動をちゃんと取れるようにもなりました。

当時は「協調性がない」と言われましたが、

周りのお友達が何をしているか、

今は何をする時間なのかといったことを自分で確認・理解して、

行動できるようになっています。

 

先生たちからも、あと半年

母子通園で基盤をしっかり作って、

ひとり立ちの単独通園にステップアップしましょうと、

言っていただけました。

 

半年前、いきなり突きつけられた言葉にただただ涙するばかりで、

1か月間不安ばかり感じていました。

あのまま前を見ずに過ごしてしまっていたら、

今も息子はお友達と何かをする喜びを知らなかったかもしれません。

 

私は運良く周りの方たちに力を貸してもらえて、

アドバイスを貰えて、

児童発達支援センターという門をくぐることができました。

 

「児童発達支援センター」という言葉だけを聞くと、

抵抗を感じる人も多いと思います。

 

実際にわたしもそうでしたから。

でも、息子のありのままの状態を受け入れ、

息子が将来、少しでも生きていきやすいようにできることはしておきたいと思い、

 

勇気を出して通って良かったと思っています。

親だけの力、通常の保育士さんの力だけではできないことでも、

「療育」のプロの力を借りたことが、

息子をぐんと成長させることに繋がったのだと思います。

これから通常の保育園や幼稚園に転園させることも可能とのことでしたが、

手厚い指導に感銘を受け、

小学校入学前までお世話になりたいと思っています。

少しでも多くのプラスの刺激を貰えるように、

私も息子と一緒に母子通園を頑張っていきます。

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