育児と親の介護のダブルケアは1人では困難、 活用できるものはフル活用しましょう!

息子たちの目の前で号泣してしまいました。もうできない!できない!

現在、大学一年生と高校二年生の息子がおります。

私にとって今日までの子育ては、

息子たちに生かしてもらっているという実感しかありません。

 

二十歳の成人式に母親を病気で亡くしていた私は、

高校生の頃に介護をしていたので、

結婚をして長男が生まれた時には、こんなご褒美があったんだ!

と感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

次男を生んですぐに、父親が倒れてしまいました。

 

まだ生まれて一ヶ月ぐらいのことでした。

父親の介護が必要になり、私はすぐに実家へ引越して、

そこから父親のお世話と育児が本格的に始まったのです。

 

決断した時は、自分がやらなきゃ!

という思いと、結婚前に父親と距離を置いていた後悔から、

親孝行をしたい!

という思いのみが先走り、

その後の大変さを想像することなく行動していました。

実家の一部屋に私たち家族四人が住み、

厳格だった父親は病気をしてから更に細かく口うるさくなり、

おむつを替えている最中でも

授乳中でもお構いなしに呼び付けました。

 

朝昼晩の食事は、病院からの指示通り作り、

父親はお昼は12時ジャスト、

夜は7時ジャストに座って待っていました。

 

夜中の授乳で常に寝不足だった私は、

起きている時間もだんだん感覚がわからなくなっていて、

疲れ果てていました。

そして、乳児の次男を粉ミルクに切り替えて、

ラックに寝かせてラックを足で揺らしながら寝かしつけ、

洗い物をしていた記憶が強く残っています。

 

なぜ、よく覚えているかというと、

次男をいっぱい抱っこしたかった、

泣いていても後回しにしていた、

父親を優先にしていた罪悪感と

寂しさが鮮明に心の中にあるからです。

 

その頃、長男は、まだおむつをしていて幼稚園に入る前でした。

そんな小さな息子が、あの頃の私には、

一番頼りになっていたと思います。

 

夫は、引越したことにより、

会社が遠くなってしまったので帰宅も遅く、

ほとんど平日は顔を合わせていませんでした。

 

今思うと、小さな部屋で、

夜中に帰宅しても物音を立てられずに片見の狭い思いをさせていたこと、

いろいろなことを我慢しながら生活してくれていたのを

顔に出さずに協力してくれて、申し訳なく思います。

 

父親がだんだん弱っていくにつれて、

介護は過酷になりました。

ありがとうと言われることもなく、文句ばかり言う父親に、

ある日我慢の限界が来て、

息子たちの目の前で号泣してしまいました。

 

もうできない!できない!

と繰り返して泣いたと思います。

 

その時に、長男が小さな手で私の頭を撫でながら、

いいよ、ママは何もしなくていいよ!

と言って、泣き止むまでそっと横に居てくれました。

 

こんなに時が経った今でも、はっきりと覚えていて、

思い出すたびに涙が込み上げてきます。

母親として失格だと思った反面、

スッと楽になり、

私にはこんなに心強いサポーターが付いているんだと、

ものすごく幸せを噛み締めました。

 

長男は、本当に泣かない子でわがままも言いませんでした。

父親が亡くなってからは、夫の転勤で引越しましたが、

その新しい土地で息子たちとの過ごせなかった時間を

取り戻そうと、一日一日を大切に過ごして来ました。

息子たちには熱中できるスポーツと出会い、

夢もできて、私はそのサポートを全力でできることが

嬉しくてたまりませんでした。

 

息子たちが登校する時に、いってらっしゃい

と見送れること、

帰って来た時に家にいて軽食を準備して

習い事に送り出せること、

一日の話をじっくり聞きながら夕飯が食べられること、

そんな日常が喜びでした。

 

特に、赤ちゃんの頃

ほとんど抱いてあげられなかった次男とは

嫌だと言われるまで一緒に寝てべったりしたと思います。

 

息子たちが中学生になった時に、

おじいちゃんとの介護生活の頃の

話をしたことがありましたが、

あんなに小さかったのにきちんと覚えていて驚きました。

 

この春、長男は大学に進学して家を出ましたが、

その時に私に送ってくれたラインには、

お母さんは高校生の頃から親の介護や

僕たちの世話でほとんど自分の時間を作れなかったんだから、

これからは好きなことして楽しみなよ。

 

いつか旅行に連れてってあげるから長生きしてな!

とありました。

短歌の俵まちさんのサラダ記念日という本の中に、

親は子を育ててきたと言うけれど、

勝手に赤い畑のトマトという詩があります。

 

子育てを振り返ると、共感できる詩です。

私は母親としては充分ではなく、

いつまで経っても先輩ママと言える様にはなりませんが、

息子たちは強くしっかりと育っていました。

 

子供の性格を形成するうえで、

育った環境は大きく影響するということは実感しています。

 

厳格で気難しいおじいちゃんを見ていた幼い息子たちが、

おじいちゃんから学んだことや

反面教師としていることはあると思います。

 

子育てが成功したかどうかという答えは、

おそらく息子たちが父親となり子育てをする時になって

初めてわかることなのかも知れません。

あの頃、病んで通院していた私ですが、

今元気に前向きてま居られるのは、

間違いなく私を支えてくれた息子たちのおかげです。

ありがとうの気持ちしかありません。

《管理人のクレヨンしのちゃんコメント》

育児と介護のダブルケア

まず、大切なことは1人で頑張りすぎないこと。

1人でできることには限界があります。

活用できるものはフルに活用しましょう。

介護サービスや施設(デイサービス含む)への入所の検討

子どもは保育園や幼稚園に通わせる

また、近親者の協力を少しでも仰ぐことが大切です。

遠慮してはいけません。

頑張りすぎで体調を崩したら元も子もありません。

 

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