学級崩壊 学校が荒れている時どうするか? 転校の決断も必要

子どもはすでに社会人になっています。

子育てで一番大変だったのは、

中学生の時に学校自体が酷く荒れていて、

暴力をふるう生徒が多かったことです。

参観日の時でさえも、

教室の床には給食のマーガリンがいくつも貼り付いていて、

食べ残したパンが転がっていて、

破いたプリントが絨毯のように床に散らばっていました。

 

授業中なのに寝ている子、

配られたプリントを丸めてキャッチボールをしている子、

後ろを向いてお喋りをしている子も多くて、

あるお母さんは休み時間だと勘違いして、

教室の奥まで歩いて行って、

子どもさんに「やっと乾いたわ」と体操服を渡していました。

 

「今、授業中だよ」と他のお母さんに言われて、

「えっ?うそー」とびっくりしていましたが、

それくらい酷い状態だったのです。

 

参観後の懇談会では

「こういう状況を見に来て欲しいお母さん程来て下さらない」

と教師が嘆いていました。

 

「今は体罰は全面的に禁止されているから、

危ないことをしていても叩いて止める、

と言う事はできないんです。

 

もうどうしていいのか、

私たちも悩んでるし困っています」と言われました。

 

夕食時に息子が話すには

「今日の教室の汚さで驚いてたらアカンで。

いつもはもっともっと汚いから。

今日は先生が頑張って掃除してたけど」と言います。

 

生徒が教師を蹴るなどは日常茶飯事だったし、

生徒同士の暴力も多かったです。

 

うちの息子も同級生から「ついついカッとなって」

と殴られたことがあります。

 

組体操の時に上手く出来なくて腹を立てた子に、

顔を蹴られて唇を2針縫合しなければならなかったこともあります。

中学校在学中の3年間3~4回ほど

「ケガをして病院に連れて行くので、来てください」

と電話がありました。

 

加害者はいつも同じ子でA君した。

母子家庭のお子さんで、私から見たら発達障害がありそうな感じです。

 

A君のお母さんは、菓子折りを持って先生2~3人とA君で、

毎回うちの家に謝りに来られました。

 

おそらくA君のお母さんは、

一人で子育てに奮闘されているのだと思います。

 

私には夫はいたものの、

一人で子育てに奮闘しているようなものでした。

 

だから、あまりにも感情をむき出しにして

加害者のお母さんを責めては、

追い詰めることになると思うし、対応が難しかったです。

 

すぐに手足が出てしまうお子さんの対応に、

お母さん自身も酷く悩んでおられると思います。

 

おそらく今までに何人ものお母さんの家に

菓子折りを持って謝りに行っていると思います。

 

息子からもそういう情報は聞いていました。

A君のお母さんは、お仕事も目一杯やらないと生活も苦しいだろうし、

苦労をされていることは想像できます。

 

そこで私はある時、A君に次のように話しました。

お母さんは忙しいけど、仕事を切り上げて来てくれた。

 

先生たちも時間を割いてくれた。

そしてA君は私の時間も奪ったし、うちの子の時間も奪った。

 

お母さんが仕事を切り上げて今ここに来てるってことは、

お母さんの職場の人の時間も奪ってるんだよ。

 

お母さんの職場の人の中には、

A君のことを可愛がってくれてる人もいるんじゃないの?

A君は、お母さんの職場の人の中に好きな人もいるんじゃないのかな?

 

そして、A君は先生たちの家族の時間も奪ってることになるんだよ。

時間だけは「ゴメンね。じゃあ返すね」って、

返すことはできないからね。

 

でも、過去は変えられなくても

未来は君の努力次第で変えることはできると思うから、

これから卒業する前の間に良い思い出をいっぱい作ってほしい。

 

そしてお母さんは、どうか自分を責めないでほしい。

子育てに悩むことや辛いと思うことも多々あると思うけど、

それはみんな同じだと思うから、

またゆっくり一緒にお茶でも飲んで

お互いに愚痴をこぼせると良いですね、

などと話しました。

 

A君のお母さんは泣いておられました。

先生たちからは「凄くいいお話をして頂いてありがとうございます」

と言われました。

 

でも、これはもうA君は病気としか言いようがありません。

A君がすぐに手足が出てしまうという状況は、

卒業するまで変わらなかったです。

 

その頃私は、子宮筋腫による腹痛で悩まされていました。

でも、こういう状況ですから入院などとてもとてもできません。

 

息子は「俺が学校を休んだら、あいつらの思う壺やん。

あいつらは、俺なんか学校に来てほしくないんやろ」と、

対抗する気でいたのですが、

見ている私にはいつ緊張の糸が切れてしまうかとヒヤヒヤ物でした。

 

授業中に色々なものが飛び交っているのですから

大けがをするリスクもあるし、

緊張の糸がプッツリと切れたら自殺などに至る可能性もあるかもしれない、

などとと思っていたので一時も目を離すことができませんでした。

 

腹痛を漢方薬などを自分で買って来たり、

市販の鎮痛剤を飲んだりして誤魔化していました。

アルバイトも、やめてしまいました。

 

どのように改善したか?と問われると、

中学3年から校長先生が変わって

少し学校全体が良くなったかなという感じです。

 

新しい校長先生は、積極的に生徒を校長室に呼んで

話をしたり勉強を教えたり、

交換ノートで会話をしたりしてくれる先生でした。

 

担任の先生や他の先生たちも休み時間も

誰か一人は教師が教室や廊下にいる、

教室内を生徒たちだけにしない、

と言う事を徹底してくれました。

本当に教師も大変な仕事だと思います。

 

また、中学を卒業するまでの我慢だということで、

3年間をやり過ごしたという感じです。

 

誰が悪いわけでもないと思います。

おそらく、社会が悪いのかもしれません。

どの親も余裕が無いのですよね。

 

アクセク働かなくても済む世の中になれば、

授業参観くらいは仕事を休んで

出ることができるようになればなあ、と思います。

 

今息子からは

「どうしてあの時、転校することを考えてくれなかったのか?」

と言われています。

 

そういう選択肢もあったかなとは思うものの、

中にはやりたい放題にできて中学は凄く楽しかった、

と言っている子もいます。

暴力をふるったりはしなかったけど、

授業中に好き放題にできたし楽しかったという子も沢山いるのに、

どうしてうちの子は要領よくできなかったのか?

という想いも湧いてきます。

 

今反省しているのは、親の価値観を押し付けすぎたかな?

と言う事です。

 

私の考えを伝えるのではなく、

もっともっと息子の話を聴けば良かった、

とすごく反省しています。

 

そして、もしかしたら「暴行罪」で警察に被害届を出すなどした方が、

加害者の為だったかもしれないな、

とも思います。

 

児童相談所に行けば、

発達障害と言う事できちんと対応できたかもしれません。

 

うちの子は丁度「ゆとり世代」と呼ばれた時代の子です。

「ゆとり教育は失敗でした」と言われているので、

息子も時々「俺たちは失敗作だからな」などと、

ふて腐れて話します。

 

医療ドラマ「コードブルー」で、

山Pが演じる相沢先生が「医者は結果が全て」

「時にその重圧に押しつぶされそうになる」

と言うシーンがあったのですが、

子育ても同様に結果がすべてなのかな?と思うし、

その重圧に押しつぶされそうになりながらも、

親たちは奮闘しているのだと思います。

《管理人のクレヨンしのちゃんコメント》

投稿していただいた方の文面だけでは一概に判断はできないのですが、

学校が荒れていて危険を感じた時は転校させることも検討すべきです。

逃げるという意味ではなく、子どもが荒れた風土に感化されることが

最も危険です。

子どもの意向を無視して親が強制できるものではありませんが、

あまりにも酷い状況の場合には、

親(保護者)の判断が優先されても仕方ありません。

1人の親として学校の風土をかえることは、ほぼ不可能です。

学校の運営側ですら学校を変えることは容易ではありません。

体罰ができないから指導ができない・・・との言い訳をしている教師が

文面のなかにありますが、運営者側がさじを投げてしまっていることを

別の表現に言い換えただけです。

運営者が強い意志を持って運営方法を変えれば

学校を変えることは不可能ではありません。

いじめなどでも同様ですが、転校など、子どもの生活環境を変えることで

事態の悪化を食い止めなければなりません。

親はその決断を早めにしましょう。

しかし、投稿者のお母さんは、子どもを転校させませんでした。

自分の子どもを信じているからこそ、そのような劣悪な環境下でも

子どもが自力で困難な状況を乗り切って行くことを信じていたのでしょう。

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