子どものやる気スイッチに火がつきました!

子育ては、どんな時も逃げずに前向きに取り組むことが大切

今、高校2年生で16歳の息子のことです。

息子の二歳上にはお兄ちゃんがいます。

 

息子が生まれて三ヶ月の時に、私の父親が病気になり、

介護が必要になってしまいました。

 

私は、結婚前に、父親とあまり話さない時期があり、

ちょうど父親が倒れる数日前に些細な事から

電話で言い合いをしてそのままでした。

 

なので、父親に介護が必要と言われた時は、

兄弟が施設を検討する中で、いつも父親が話していたこと、

自宅で過ごしたいという言葉が離れずに、

自分が看ますと言ってしまいました。

 

旦那にも最初は、こんな幼い子供が居るんだから

無理だと言われましたが、

最後は私に協力してくれると言ってくれて、

家族みんなで実家に引っ越しました。

 

息子はまだまとまって寝ない、母乳の時期でした。

毎日寝不足で、数日でフラフラになってしまいました。

父親は厳格な人だったので、息子が泣いても

オムツを替えている最中でも、

構わず呼ばれました。

 

息子を抱っこしてゆっくり母乳をあげた記憶はほとんどなく、

早いうちに粉ミルクに切り替えてしまい、

食器洗いをしながら足で息子の座っついる

スウィングを揺らして寝かしつけたりしていました。

 

数年後、父親は亡くなりましたが、

幼稚園に入った時に、息子は集合写真も嫌がり、

一人後ろを向いていたり、

みんなが座っている場面で一人立っていたり、

いつもピョンピョン跳んでいて、

落ち着きがなかったことを、

私はすごく不安に思っていました。

 

小学生になってからは、集団行動には馴染んでいましたが、

参観日に行くと、人よりワンテンポ取り掛かるのが

遅かったり気になるところがありました。

 

ある日、保護者会へ行くと、

親は子供の席に座るのですが、

息子の机の右上に大きめの黄色い紙が

テープがびっちり貼られていて、

集中しよう!

と太い文字で書かれていてショックを受けたことを思い出します。

先生からは、特に何も話されませんでしたが、

息子は早くその紙を外してほしくて

自分なりに頑張っていると言ってました。

 

しかし、数ヶ月してまた学校へ行ってもまだ貼られていました。

もちろん、友達や他の保護者にも見られています。

どう頑張っても貼られたままの紙を毎日見ている息子は、

ある時急に泣き出しました。

 

悩んだ私は、先生に電話をしてみました。

貼られた日から今日までのことや息子の思いを伝えると、

そんなに気にしていたとは知らなかった。

もう全然外しても大丈夫ですよ~と笑って言われ、

すごく悲しかったです。

 

息子は、優しくて、友達の悪口を

言っているところを聞いたことがありませんでした。

 

兄はそんな弟が大好きで、こんないいやつ見たことない!

と言ってました。

 

たしかに、元気いっぱいで

いつも体力を持て余している様な子でしたが、

人の話はしっかり聞けて、空気を読める子でした。

 

でも、あの頃の私は、学校のそんな出来事にさえ落ち込んでしまい、

一度落ち込むとどこまでも悩み、

息子が生まれた頃の生活にまで遡り、

自分を責めました。

 

あの時、おじいちゃん最優先にしていたせいで、

息子はこんな風になってしまったんだ、

あの時、もっと抱きしめてあげてたら違ったんだ、

と悔やみました。

 

多動症ではないか?と、

いろいろ調べてみたり、

不安しかなくて、息子に対してもイライラしていましたし、

旦那にも当たっていたと思います。

息子は、ずっと続けていたスポーツがあり、

その上達が中学生になる頃に見え出しました。

 

毎日電車で練習に通い、帰ってから勉強をして、

体力なんて余ってない生活を初めて経験しました。

 

すると、今まで心配していた全てのことが、

ピタリとなくなり、

むしろ時間の限られた中で

集中して物事に取り組む姿勢は驚くほどのものでした。

 

中学三年間、全国大会出場や成績は全て5で、

数々の表彰をされました。

 

私は、今だから言えるのですが、

子供がいつその芽を出し、

どんな才能を咲かせるのかは、小さいうちはわかりません。

 

大切なことは、よい土の上に

たくさんの種を蒔いてあげることです。

 

親にできることは、愛情を持って水やりをすることぐらいです。

いつも思うのは、子供は、大人の想像を

遥かに越えてくるということです。

私は、自分のせいで申し訳なかったと悔やみましたが、

今、高校二年になった息子に聞いてみたところ、

あの頃、寂しい思いをしたことはなかった、

いつも一緒に走ったり、

書道を教えてくれたり、

勉強を見てくれたこと、

誕生日を盛大に準備して祝ってくれたこと、

そんな思い出ばかりあるから、

自分も結婚して子供が生まれたら

同じことをしてあげたいと話してくれました。

 

仕事が忙しくて子供となかなか過ごせない

お母さん達がたくさんいますが、

子供は、どんなに幼くても親の頑張っている姿をしっかり見ていて、

自分に対して注いでくれた愛情を

強く覚えているものです。

 

私は、あの頃の悩んでいた自分に言ってあげたいです。

堂々と自信を持って子育てしなさい!と。

それでも、その時その瞬間を子供から目を離さず向き合い、

戦ったことはよかったと思えます。

子育ては、どんな時も逃げずに向き合うことだと思っています。

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