産後の里帰りでかえって苦労してしまった事例

必ずしも他人の意見が自分に当てはまるとは限らない

現在は小学2年生 (8歳)の女の子が生まれた時の話です。

色々ありますが、一番大変だったのは

生まれてから数ヶ月間、

サポートする気のない母のいる実家で

新生児を育てるということでした。

私の赤ちゃんは2400gとやや小さく生まれたために

母乳ののみが悪く、搾乳してあたえていましたが

すぐに吐いてしまう様子でした。

 

飲ませは吐くを繰り返し、何回も着替えをしたり、

すぐに吐いてしまうので口の周りが

ミルクでかぶれてぶつぶつになってしまい、

ワセリンを塗ったりしていました。

 

夜もほとんど寝てくれなくて、

抱っこしてとんとんしているとやっと眠るのですが、

お布団に置くとすぐに泣き叫んでしまい、

また抱っこしてあやすことを繰り返していました。

 

里帰り出産で実家に帰っていたのですが、

母が子育てを手伝うタイプではなく、

全て一人で世話をしていたので、

三ヶ月ぐらいは全く眠った気がしませんでした。

 

時折気絶するように眠っていましたが、

オムツやミルクや寝グズで激しく泣くので、

すぐに起きて赤ちゃんを抱っこすることを繰り返していました。

「この子は癇癪持ちだ」「疳の虫がある」

「虫下しを飲ませたらどうか」

など実の母に言われたことは今でも忘れられません。

 

そんな手のかかる小さな我が子でしたが、

やはりどれほど自分が苦しくても辛くても、

手を握り返してくれたり、

笑ったようにみえる表情を浮かべたり、

沐浴すると気持ちよさそうにしていたりするのが愛らしく、

母乳は吸い付きが悪かったために

人工乳に変えてしまった申し訳なさや、

すぐに吐いてしまうこともあって

なかなか大きくならなかったことが

心配でたまりませんでした。

 

悪阻が重いタイプだったので、

産む直前まで悪阻があって吐いていたことで、

赤ちゃんに栄養が行き渡らなかったのかもしれないと

悩んだりもしました。

 

当時は妊婦の体重管理にうるさい時代で、

少しでも増量すると看護師に怒られてしまったので、

むしろ食べないようにしていたし、

食べても気持ち悪くなって吐いてしまうから

体重が増えなくてすんで好都合だなんて思っていた自分が

愚かだと思いました。

 

それに、母乳じゃないから病気になりやすいのではないか、

愛情のたりない子になってしまうのではないか

と暗い気持ちになったりもしました。

 

手伝う気のない両親のいる実家に帰っていたのも

精神的な憂鬱さに拍車をかけていたのかもしれません。

 

状況が改善したのは、旦那の待つ我が家に戻ってからでした。

実家には3ヶ月ほど帰っていました。

 

本当は半年ぐらいはいようかと思っていたのですが、

買い物もご飯の準備も赤ちゃんの世話も、

沐浴も、全て自分一人で行わなければいけない環境に疲れてしまい、

「もう少し寂しいからいてほしい」

という母の懇願を振り切って、我が家へと戻ったのです。

夫は子育てに不慣れながらも優しく、

率先して抱っこをしたり、

ミルクを作ったりしてくれました。

赤ちゃんは相変わらず抱っこをしていないと

泣いてしまう様子だったのですが、

我が家では日中だれもいないため、

泣いているのをお布団に下ろして少し離れても

「赤ちゃんがかわいそう」

と言われないので気が楽になりました。

 

泣いていても、トイレに行ってもいいんだ、

着替えたり、少しだけ横になったりしても良いんだと、

全力で赤ちゃんと向き合わないこと、

時々は手を抜くことを覚えることができました。

 

私の精神状態が安定したせいでしょうか、

徐々に赤ちゃんも世間に慣れてきたのでしょうか、

体重が増えてきたこともあってか、

ミルクを吐かなくなりました。

吐かなくなると、空腹の時間が減るからでしょうか、

眠る時間が長くなってきました。

 

きっと赤ちゃんも苦しかったのでしょう。

ミルクを飲んだら吐いてしまうし、

お腹が空いているし、眠れないし。

 

本当はもっと大きくなってから出てくるはずなのに、

小さく生まれると大変だということがわかりました。

 

私も大変でしたが、きっとそれ以上に

赤ちゃんの方が大変だったのでしょう。

 

吐いたとしても泣き止むまでミルクを

与えていればよかったのかもしれませんが、

初めての子なので勝手がわからず、

必要以上にあげてはいけないのだと

思い込んでいたというのも、

悪かったのだと思います。

 

私の周りにはアドバイスをしてくれる人がいなかったので、

本当にどうして良いのかわからず、ただただ必死でした。

それでも赤ちゃんはきちんと成長してくれました。

成長曲線から大きなズレもなく、

無事におおきくなりました。

 

今にして思えば、なんとか初めての子を育てることができたのは、

私に安心して子育てができる環境を与えてくれた

旦那さんのおかげだと思います。

 

生まれた時は小さくて泣き叫んでいた赤ちゃんですが、

今ではすっかりお姉さんになりました。

それから私は、二人子供を産みましたが、

里帰りはしていません。

大変だったのは、たぶん子供を育てる場所と環境だったのでしょう。

実の母が頼りにならないというのは、

里帰りをして「楽だった」という友人たちの話を聞いていると、

必ずしも他人の意見が自分に当てはまるとは限らないため、

子育ては自分の判断が大切だと痛感しました。

 

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