すぐに怒り出す子ども、年齢とともに改善傾向

欠点ばかり見ないで! 必ずいいところがあります。

長男は幼稚園に入園した時から、

とにかく「怒り」をコントロールできませんでした。

幼稚園時代は、嫌な事があれば、すぐにプンプンしていました。

酷い時は教室を抜け出し幼稚園の門の前で拗ねていました。

プンプンする理由は様々で、「たたかれた」「うるさかった」など、、、

しかし、「たたかれた」は肩をポンとたたいて呼んだ…とか、

「うるさかった」も普段は自分も騒いでいるにもかかわらずです。

 

「それ、本当にプンプン怒らなければならない理由?」

というところで、「プンプン」します。

 

その頃は毎日下の子を連れて幼稚園の園庭で遊ばせて貰っていたので、

長男の様子は幼稚園の先生と同じレベルで確認することができました。

見る度にプンプンしているか拗ねているかの長男、

怒らずに帰ってくる日がなかったので、

親としては心配よりも「なんで?」というストレスがいっぱいでした。

 

長男が休んだ日は「長男がいないから平和だね」

とみんなが思っているのではないか?とまで考えるようになりました。

そんな日々が幼稚園では2年間ほぼ毎日続きました。

 

小学校に入学しても、その日々は続きました。

プンプンする一番の理由は、幼稚園時代から長男が嫌がることをするお友だち。

トラブルになる度に、長男はプンプンして拗ねて、

たまに教室の外へ出てしまうとのことでした。

担任の先生が長男と一緒に家に帰ってくることもありました。

そのプンプンするせいで、学校では悪目立ちをするようになりました。

 

ある時は、傘がなくなりました。

他の学年の傘立てに移動させられていたのです。

またある時は、下駄箱の棚板がなくなりました。

これは見つかる事なく、数回繰り返されました。

 

なんでうちの子がこんな嫌な目に遭わなければならないの???

常にプンプンしているせい?

 

そう思ってしまうと、プンプンしている長男を責めてしまう日々が続きました。

長男は長男で嫌な出来事があってストレスを抱えているのに、

理解してあげることができませんでした。

 

幼稚園時代からのお友だちとのトラブルも、

個人懇談では担任の先生から「この2人を離しますか?」

という提案までされるほどでした。

それは子ども同士のことなので…と「はい」とは言えなかったのですが、

相手の保護者の方がどのような返事をされたかはわかりません。

 

結局2年生3年生と、

そのお友だちとは同じクラスになることはありませんでした。

それで安心したのも束の間、

また別のお友だちとトラブルになる日々でした。

参観などで学校に行く機会があり、

長男のお友だちに会うと必ず言われる言葉が

「長男、また拗ねてたよ」でした。

 

ある時は、お友だちの保護者から

「長男くん、今日○○くんとトラブルがあって怒っていたみたいだけど大丈夫?」

なんてメールが届いたりもしました。

もう、幼稚園でも小学校でも長男がプンプンすることや

拗ねることは「いつものこと」になっているのです。

 

幼稚園でも、小学校でも、家庭訪問や個人懇談の話題はこのことばかりでした。

他にも聞きたいことはたくさんあるのですが、

この話が終わらないとできません。

もちろん、10分程度の訪問や懇談なので時間は足りません。

 

幼稚園も小学校1、2年の担任の先生は決してむ言いませんでしたが、

「このままではお友だちがいなくなってしまうのでは?」と焦りを覚えました。

実際、幼稚園や小学校1、2年では、

プンプン拗ねている長男に必ず女の子が慰めに入ってくれていました。

 

長男のこのプンプンや拗ねる事をある施設に相談に行ったこともありました。

その時に言われたのが、

長男はちゃんと意味があって怒っている。

怒っている内容は間違えていないから大丈夫。

まわりにお世話をしてくれる女の子がついていたら小学校も安心ですよ…と。

 

確かに、幼稚園と小学校1、2年はお世話好きの女の子が長男を守ってくれました。

しかし…ある程度成長すると、お世話好きの女の子は離れていき、長男は孤立しました。

毎日、学校はどうだった?

誰と過ごした?

と質問をしていたのですが、だんだん「忘れた」としか返事が返ってこなくなりました。

 

長男は、ついに孤立してしまったのです。

「アンガーマネジメント」の本を買い、長男と一緒に読みました。

対処法が色々書いてあったので、参考になるかな…と。

しかし、そういう対処法やルールは一切長男には使えませんでした。

考えるより先に怒りがこみ上げてくるのです。

自分の育て方が悪かったのか…とても悩みました。

時にはそのイライラを長男にぶつけてしまうこともありました。

 

3年生になり、担任の先生が男の先生になりました。

その先生は、はっきり言ってくださいました。

「今の長男のままだと、お友だちがいなくなるよ」

それは、母親の私にも、本人である長男にも、

同じように言って貰えました。

それまでは、長男がプンプンしたら先生に時間を取って貰って、

じっくり長男の話を聞いて貰っていました。

何が悪いのか、どこがいけなかったのか、

それは本当に叩かれたのか押されたのか…

それには理由はなかったのか?など。

しかし、3年生の担任の先生は、

「話したくなったら来てね」というように、すぐにではなく、

時間を置いて長男にも考える時間を与えてくれました。

冷静に考えたら「どうってことないこと」

ということを気づかせて貰えたような気がしました。

長男がプンプンして拗ねることは「いつものこと」は続きましたが、

だんだんその回数も減ってきました。

学校へ用事で行った時も、色々な先生方から

「長男、最近落ち着いていますよ」

という言葉をかけられるようになりました。

嫌な事だらけだった長男も、学校が楽しくなってきました。

それは…「お友だち」ができたからでした。

孤立して、1人で過ごしていた業間休みや昼休みは、

そのお友だちと過ごしていたそうです。

そのお友だちがいるから、プンプンする怒りを抑えることができるそうです。

 

今でも、プンプンすることはあります。

だけど、学校へ行って先生から話される内容は、

プンプンから「こんな優しいところもあるんです」に変わってきました。

 

されて嫌な事をたくさん経験した分、

長男は人に嫌なことはしません。

1人で過ごした寂しさを知っているから、

1人でいる子を仲間に入れます。

プンプンで消えていた長男のいい所、

4年生になった今では担任の先生がたくさん見つけてくれます。

 

1人で過ごしていた時に声をかけてくれたお友だちは今では大親友です。

長男とトラブルになっても、ちゃんと一緒にいて解決しようとしてくれます。

あの頃、本人以上に悩んでいた親は

今はそのお友だちのおかげで安心感に包まれています。

プンプン拗ねる事が多くお友だちがいなくなってしまっても、

ちゃんといいところを見てくれるお友だちや先生が存在します。

親としては、たくさん不安になり、

たくさん悩み、たくさん後悔しましたが、

今は笑っている長男を見ているとこちらも笑顔になります。

管理人のクレヨンしのちゃんです。

みなさん経験上イメージしていることだと思いますが、

人って、晩年になればなるほど、性格を変えるのは難しくなりますよね!

でも、幼少期は人格形成途上であり、まだまだ性格が固まっていないため、

改善の余地は十分にありますよね。

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