姉妹で早稲田大学に合格、その秘訣は?

ピアノ、英会話、ダンスをずっと続けていたことが「できる!」自信になりました。

2020年春に次女が早稲田大学文学部に合格しました。

もともとはどこかの国立大学に行ければ、と考えていたようでしたが、

自宅から通える国立大学というとほぼ限られてしまうことと、

中学・高校を通して数学・理科系科目が

全くといっていいほどできなかったために

国公立大入試に必要なセンター試験5科目以上受験を断念せざるを得なかったことで、

私立大学志望へと変更することになりました。

そこで、姉(長女)が早稲田大でとてもよい学生生活を送ることができたのを見ていたため、

姉と同じ大学にしようと最終的に決めたようです。

 

幼少期の子育てにおいて親が特別意識したことはあまりありませんが、

次女にも長女となるべく同じお稽古事をさせるようにしていました。

特に英会話、ピアノ、ダンスの3つは、

幼少期から大きくなるまで姉妹でずっと続けていました。

 

英会話とピアノは、私自身も幼少期から自分の母の意向で

高校まで習い続けた経験があったので、

子供達にも同じように経験させたいと考えていました。

後から分かったのですが、音楽に幼少期から継続して慣れ親しむことは、

成長後の新しい言語体験や習得にかなりアドバンテージを与えてくれるようです。

ダンスは、私が子供の運動能力に関する本を読んだことから、

なるべく幼少期から身体全体を上手に動かすことができる運動を取り入れたほうがいい、

と判断して習わせるようになりました。

 

「継続は力なり」という言葉の通り、

何ごとも長く続けることで体得できるものも大きくなる、

ということを私自身が自分の子供時代のお稽古事から学んだ経験があったので、

子供達に対しても、とにかく途中で飽きて辞めようとしたり簡単にサボったりせず、

全て根気よく長く続けるべきである、ということはよく言い聞かせていました。

 

小学生・中学生時代の次女は明るい性質ではありましたが、

人見知りが激しく、学校でもとてもおとなしい様子でした。

 

そんな時に彼女の気持ちを支えてくれたのは、

やはり「英会話ができる」「ピアノが弾ける」「運動ができる」といった、

自分自身の「これなら私はできる!」という自負の精神だったようです。

 

おとなしく人前に出ることを躊躇する性格だったにも関わらず、

英語活動やピアノ伴奏などの機会においては積極的に行動できていたことが、

次女自身の学生生活での助けになっていたと思います。

 

また、運動はダンスを継続して習っていたせいか、

どんな運動でも比較的よくできていたようで、

中学からは体育系の部活動に入部して健康管理なども学びながら

自分の力で身体作りを続けることができました。

 

そういった点からも、幼少期から何か一つでもスポーツを始めて

それを持続していくことはお勧めします。

 

学習面においては、長女も次女も学習塾や公文などに通うことなく、

高校入試前も大学入試の時も、一貫して自宅で宿題や自主学習をしていました。

塾に行かせるかどうか?

に関しては各家庭で保護者の考え方や対応はいろいろ異なると思いますが、

我が家においては「勉強は脳や身体が活性化している昼間の時間帯に集中して行い、

夜は休息するほうが生産性が高くなる」という考えに基づいて、

塾などに行かずに自分が勉強を頑張れると考える場所・時間帯でやればいい、

と自由にさせていました。

 

また、こうした判断をした理由としては別の観点もありました。

塾・予備校で勉強するというのは、共に学ぶ友達がいたり、

励ましてくれる先生がいたりするという面では実質的にはとてもプラスに働くと思いますが、

自分が効率よく勉強するために塾・予備校の先生が素早くプログラムを立ててくれたり、

自身がやる気がない時に周りの友達を見れば頑張れたりする、

という点は、勉強がある意味人任せ・人頼みの状態となっており、

自分自身の創意工夫や意識の調整がそこに必要なくなっていることも考えられます。

そこで、我が家では子供達自身に勉強方法を自ら考えさせ、

テストがあれば計画を立てて勉強を行い備えることを小学生時代から強く意識させました。

おそらく塾などでは自動的に渡されるであろうテストの予想問題なども、

自分達の手で作らせるようにしました。

 

子供が自分でこのように作業をしながら勉強するのは、

一見非効率的であると思われますが、

その作業の中でパズルのように

さまざまな事柄を考えながら勉強を進めていくという行程は、

子供の脳内をかなり活性化させるのではないかと思います。

結果として、こうした意識はそれぞれの大学受験の勉強時にも役立ったと考えています。

 

次女の高校生時代の過ごし方は、特に中学時代と変わることはありませんでしたが、

部活動で帰りが遅くなることがほとんどであったため、

高校2年生の後半になるまでは成績もかなり伸び悩んでいました。

 

その当時の模試では、早稲田大学どころか

かなり下位の大学も低い合格判定をもらっていて、

そもそも大学入試自体に対応できないのではないかと心配していました。

途中からは、本人がこれではいけないと感じたようで、

学校の昼休みなどを利用して試験勉強をやりはじめたようです。

そこからは徐々に成績が回復しました。

 

小学生・中学生時代から実用英語技能検定(英検)の学習をやっていたこともあり、

英検準1級を取得できたので、早稲田大学文学部の受験では

英検のスコアを用いた特別入試を受験することができました。

 

英検の学習に関しては、

ベテランの日本人講師の方に長年指導していただいていて、

小さい頃から計画的に級を取得していきました。

英会話と言うとネイティブの講師に正しい発音を

教わることが重要であるという考え方をよく耳にしますが、

実際に大人になって海外で学んだり働いたりする時は、

正しい文法でレポートや書類を作成できる能力が必要となるため、

どちらかというと日本人講師の方に日本語と併用しながら

正しい英語文法をしっかり指導してもらうほうがいいのではないかと思っていました。

その考えから、長女も次女も幼少期から同じ日本人の先生に指導してもらって、

同じように大学受験の英語で成果を上げることができました。

 

最後に、子育てを通して全体的に反省していることは、

これまでの生活において、ところどころで親の希望を押し付けようとしたり、

定期テストや模試の成績が悪い時に正直に不安を見せたりしたことです。

よく言われることですがらこれらをしないのはなかなか難しいです。

しかしながら、やはりこうした親の行動はできるだけ

抑制したほうがいいのだろうと今となっては思います。

 

特に、落ち込みやすい性格である次女の成績が悪いところから

急激に良くなった時は、要素として、

その直前に何か成功体験を得ており、

本人自身が真剣に取り組んでいたことが常にあったように思います。

その成功体験を得る前には、

「この教科は前回よりはかなり上がったね!実は得意教科なのかもね」

「小さいミスが大きくて点数が悪いのなら、

ミスをなくすだけで大幅に上がるのかな!」

と親の方から前向きな言葉をかけていた記憶があります。

 

実際に親が中学生や高校生の生活を目の当たりにしているときには、

やはり不安や心配の方が勝ってしまいますし、

日々子供達にネガティブな声掛けをしてしまいがちなのはやむを得ないと思います。

 

その中で、1日に1回でも家族がお互いに

ポジティブな声掛けをなるべく心がけるようにすれば、

家族全体も前向きな雰囲気になり、その結果、

子供達の行動や生活態度、

ひいては成績にもプラスの変化が生まれるかもしれません。

 

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