幼児期の子どもにとって一番大切なもの

3歳までの子育てについて

私は兵庫県出身ですが、滋賀県出身の主人と結婚し、

30年前から滋賀県で暮らしています。

滋賀県の県立高校に教諭として就職し勤務していましたが、

子育てを優先するため学校を退職することにしました。

専業主婦を3年経験した後は講師として教員の仕事に復帰し、

非常勤講師の時は、兼業として自宅で個人塾を営みました。

正教員を辞めた私は、できるだけお金をかけずに

子どもたちをすくすくと育てる方法はないものかと、

育児の本をたくさん読み込みました。

そして、数多くの育児書に共通して書かれていることを

頭の中で整理し実践しました。

そのような私の子育て体験の中から、

これは良かったと思うことを、少しずつ紹介したいと思います。

共感して参考にしていただけることがあれば幸いです。

外遊びで五感を育てましょう!

人間の脳は10歳ころまでにほぼ完成するそうです。

その10歳までにどれだけ人間(動物)として、

五感を刺激し発達させることができたかということが、

その後の人生の基礎になる生きる力に直結するそうです。

 

私たち夫婦は子どもたちの笑顔を見続けたいという思いから、

仕事が忙しくても、とにかく色々な公園や自然の中の遊び場を探して、

朝から日の暮れるまで家族でへとへとになるまでたっぷり遊びました。

外で食べたお弁当。夕暮れまで帰りたくないと言って続けた

バトミントンやキャッチボール。

芝生の感触。風の匂い。幻想的な夕暮れ。家族でたっぷり味わいました。

なにせ自然の中の公園は入場料がいらないところがほとんどで、

その上人間の五感を育てるのに最高の楽園なのですから。

 

NHKで「よく遊ぶ子は賢くなる」(2014/2/15)というニュースが流れ、

私が今まで考えて、子育てで実践してきたことと

全く同じことが報告されていました。

NHKのサイトで調べて見ましたら、News webでその内容を

詳しく読む事ができました。

以下、NHKのニュースの要約です。

「よく遊ぶ子は賢くなる」調査まとまる

いわゆる「難関大学」に合格するなどした経験がある人は、そうでない人に比べて、小学校に入学する前に思い切り遊んだり好きなことに集中したりしていた割合が高いとする調査結果がまとまりました。

この調査は、発達心理学が専門のお茶の水女子大学の内田伸子名誉教授らが20代の社会人の子どもを持つ保護者1000人余りを対象に行いました。この中で、「小学校入学前の子育てで意識していたこと」について尋ねたところ、偏差値68以上のいわゆる「難関大学」に合格するなどした子どもの保護者の35.8%が「思いっきり遊ばせること」と回答しました。また、難関大学合格者などの保護者の24.1%が「好きなことに集中して取り組ませること」と回答しました。

さらに、「子どもの遊ばせ方」について、難関大学合格者などの保護者の28.8%が「自発性を大切にした」と回答し、小学校入学前の時期に遊びを通じて自発性や集中力を養うことがその後の学力向上につながる傾向を示す結果となっています。内田名誉教授は、「小学校入学前は五感を使うことで脳が発達する大事な時期で、関心を持ったことをすぐ吸収できる力があります。遊びのなかで楽しみながらさまざまな力を身につけることがその後の学習意欲を育むことにつながる」と話しています。(以上)

「賢い子」=「難関大学合格者」だとは思いませんが、

どんなことでも積極的に学ぼうとする子どもになることは

喜ばしいことだと思います。

 

休日は人工的なテーマパークも良いですが、

自然の中に作られた公園で遊ぶことは、

子どもたちの五感や、自発性や、創造力、吸収力を高めるのに、

非常に効果があると私自身も実感してきました。

 

最近では自治体もそのことの重要性を再認識して、

自治体みずから山や川や海の近くに「冒険村」のような場所を

作っているところがたくさんあります。

そのような場所をどんどん利用して、

お金をかけずに親子で思いっきり遊ぶことは素晴らしいことだと思います。

 

3歳まではやっぱりスキンシップ!

「三つ子の魂百まで」は言い古された言葉ですが、

子育てにおいて忘れてはならない深い意味合いがある言葉だと思います。

赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいる時から、

自分が親から愛されているか感じているのだそうです。

だから私たち夫婦も、おなかの中にいる赤ちゃんに、

毎日話しかけるのが日課でした。

「おかあさんだよ~」「おとうさんだよ~、元気か~い?」

「あなたは男の子?」「あなたは女の子?」

「女の子だったら1回おなかを蹴ってくださ~い。」

「男の子だったら2回蹴ってくださ~い」

「どちらでもいいから元気で大きくなってくださ~い」

「おーい、聞こえてるか~い」

端からみると少しおかしいような光景だと思いますが、

こんな事を毎日やっていたことを思い出します。

案外赤ちゃんはわかるようで、

「おなかを蹴ってくださーい」って言うと

ちゃんと足やら手やらがおなかの中から

にゅーと突き出てくるのは、本当にびっくりしました。

赤ちゃんはおなかの中でも、

すでにお母さんやお父さんの声かけに

反応していると確信できる瞬間があったのです。

自分でも滑稽だと思いますが、

大きなおなかに向かって絵本を開き、

昔話を大きな声で読んで聞かせたこともあります。

そこまでやるかーって自分で自分に突っ込みたくなるほど、

お話をいっぱい聞かせたい、

という押さえきれない思いがあふれていたと思います。

 

子どもってやっぱり可愛いですものね。

3歳まではたくさんたくさん話しかけて、

小さくて素朴なおもちゃを使って、一緒に遊んであげるといいですね。

いっぱい抱っこをして、いっぱいひっついて、

動くようになったら安全には気をつけながら、

出来るだけ自由に動き回れるようにしてあげたらいいですね。

 

我が家では滑り台付きのジャングルジムがリビングに所狭しと置いてあって、

子どもたちはどれだけそれで体を動かしたことでしょう。

ティッシュを全部ひっぱり出してしまっても、

台所の扉を全部開けてしまっても、ぜーんぶとても微笑ましいこと。

子どもがニコニコしているなら、なんでもOKなのが3歳までだと思います。

好きなように喜ぶことをどんどんさせてあげましょう。

 

3歳過ぎれば、子育ては少しずつ躾の時期に入っていきます。

それまでは、子どもはとにかくニコニコしていればいいのです。

この時期、間違っても赤ちゃんをかまわずにほったらかしにしたり、

テレビの音ばかり聞かせるようなことをするのは危険です。

動物は動物らしく、無邪気で元気な赤ちゃん時代を過ごすことが大切だと思います。

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