食物負荷試験 食物アレルギーを克服した子供のお話

食物アレルギーを克服しました

赤ちゃんの頃から重度の食物アレルギーだった子どもが

小学校で皆と同じ給食が食べられるようになった事が子育て経験の中で一番嬉しかった事です。

 

娘は7大アレルギー全てのアレルギーでした

私の娘は生後2ヶ月から母乳を飲むと大量に嘔吐するようになりました。

嘔吐の仕方はマーライオンのようで全身には常に蕁麻疹のような肌荒れを起こしていました。

何かがおかしいと思い病院を受診したところアレルギー検査で食物アレルギーが発覚。

まだ母乳しか飲んでいないのに食物アレルギーなんてなるのだろうかと驚きと不思議な気持ちでした。

しかし嘔吐も蕁麻疹もアレルギーによるものだった事が判明し、

その原因が私が食べたものが母乳を通して娘に摂取されてアレルギー反応を起こしているとの事でした。

 

娘は検査した7大アレルギー全てアレルギーという結果だったので

その日から私は米と野菜と魚のみしか食べない生活を送る事となりました。

 

アレルギー用のミルクも売っていたのですが普通のミルクに比べてとても高く、悩みましたが

完全母乳にしたい希望もあったので自分の食事に制限をかけて母乳をあげて育てる方を選びました。

 

米と野菜と魚で栄養が心配でしたが娘は完全母乳ですくすくと育ちました。

私は時々無性にパンが食べたい、アイスにチョコが食べたい願望に襲われましたがグッとこらえました。

 

どうしても我慢できない時は米粉でオリジナルのパンを作って欲を満たしていました。

今まで食べていた物が食べられなくなる辛さを初めて感じた時でした。

でも結果的には自然とヘルシーな食事になり肌もきれいになり産後太りも起こらず良かったなと思います。

 

娘は1歳になり少しずつ離乳食が始まりました。

もちろん米から始めて野菜と魚は一口ずつアレルギーが出ないかを確認しながら与えました。

離乳食を始めていく中でイワシにもアレルギーがある事が分かり魚にも慎重になりました。

醤油や味噌も小麦が入っていないものを選んだりと毎日スーパーでは裏の成分表をチェックするようになり

ました。

それでも毎日何かしらの食物に反応して蕁麻疹が出たり目が腫れたり下痢をしたりと本当に大変でした。

いつからか1日3回の食事が私の中で最も緊張する時間になっていたのです。

そんな張り詰めた毎日の中でも娘が嬉しそうに何かを食べる顔を見ると癒され育児も頑張れました。

 

食べられる物の種類は少ないけれど、その中でも味付けや盛り付けを工夫して

できる限り食べる楽しさを味わえたら良いなとアレルギー食作りに励みました。

そしてそのまま娘が2歳になった頃私のお腹に2人目が宿りました。

 

ケアレスミスによる誤食事故

つわりが酷く前よりも料理に工夫ができずにいた頃、

夫のために用意した玉子料理を娘が誤食してしまったのです。

娘はみるみるうちに唇と目が腫れ上がり頻回嘔吐、

こんな酷い症状は初めてですぐに救急車を呼びました。

病院に着く頃にはぐったりでしたがすぐに薬の投与をしてもらい無事でした。

初めて命の危険を感じ、怖くて娘に新たな食べ物を与えられなくなっていました。

絶対に大丈夫だと分かっている米と野菜のみをあげていました。

 

食物負荷試験で救われました

そんな時、主治医から食物負荷試験の話がありました。

負荷試験とはアレルギーの食べ物を摂取させていく事で体に免疫を作っていき、

数値は高くても食べられるようにしていく治療法です。

数値が高い食べ物を食べさせるなんて怖くてとても悩みました。

しかしその治療によって少しでも食べられる物が増えるならと始めることにしたのです。

 

まずは小麦、病院で1センチのうどんから摂取させていき

少しずつ量を増やして様子を見るということを繰り返し、

負荷試験はだいたい一つの食べ物で1日かかりました。

すると本当に食べられるようになっていきました。

 

家でも主治医の指示のもと少しずつ少しずつ食べる量を増やしていき、

3年かけて牛乳以外の食べ物は克服する事ができたのです。

3歳からの幼稚園は全て手作り弁当を持たせていましたが、

小学校では牛乳以外の物は食べられるので皆と同じ給食を出してもらっています。

 

牛乳も今負荷試験中で100ccは飲めるようになってきました。

給食美味しかったという言葉を聞いた時には涙が出る程嬉しかったです。

一時はこの子は一生限られた物しか食べられないで生きていくんだと悲観的になり

毎日泣いて過ごした事もありました。

でも娘は色々な物を食べるようになりたいと望んでいる。

母である私が諦めたらこの子の未来を諦める事になってしまうと思い

アレルギーに必死で立ち向かいました。

 

結果様々な物が食べられるようになり本当に良かったと思っています。

どんな事も諦めなければ必ず良い方向に向かっていく。

そう信じてこれからも育児をしていきたいと思っています。

 

まとめ

今育児で大変な思いをしている方たち、

子どもが元気に生きてるだけで本当に幸せな事です。

どんな問題も生きていれば必ず解決します。

子どもが生きていること、ご飯を食べていること、

そんな当たり前のことが幸せなんだと思っていただけたら嬉しいです。

この先も育児の悩みは尽きないと思いますが、

子どもを信じて勇気を持って育てていきましょう。

関連サイトリンク

食物アレルギー研究会

一般社団法人 日本アレルギー学会

日本小児アレルギー学会

公益財団法人 日本アレルギー協会

社団法人 日本栄養士会

文部科学省 アレルギー疾患対策

農林水産省 家庭備蓄ポータル

食物アレルギーの方の備え

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